収穫した山椒の実、
スパイスとして利用するのは赤い果皮の部分だけなので、
黒い種と分離するのですが、この作業がなかなか大変。
山椒独特の香り成分は=
柑橘系のリモネン、シトロネラール、ゲラニオール、フェランドレン等、
複数の成分が組み合わさっているらしいのですが、
この香気成分(精油成分)は
果皮の表皮内側にある油胞(ゆほう)に格納されています。
油胞が破裂することで精油成分が放出され、
山椒独特の爽やかな香りが生まれるとのこと。
ということは、果皮と種とを分離する際に
手でこする、棒で叩くなどしてしまうと、
香りが飛んでしまうのでは?と思うのです。
なので、1種ずつ手で取り除いているのですが、
なにか効率の良い方法はないものかと。
ということで、山椒収穫量が多いであろう、
中国の事情を調べてみました。YIMUTIANのサイトこちら
以下の方法が紹介されていました。
1. 手動分離方法
2. 機械的分離法
3. 家庭的方法
3-1.ペーパータオル摩擦法
3-2.鍋底砕き法
3-3.ビニール袋叩き法
機械的分離法は設備がないのでまねできませんが、
その他の方法、ほぼすべて油胞を破いてませんか?
まあ、あまり気にしても仕方ないので、
手動分離方法を試してみます。
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ふ~、手選別は時間がかかります。 |
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