クス"さん"ではなく、"クスサン"(樟蚕/楠蚕)。ヤママユガ科。
通称シラガタロウ。白髪太郎?
開長130mm!!(はねを開いた際の長さ)これはみごとな成虫!
成虫にも幼虫にも毒性はないので、人間との共生可能と判断。
夏~秋にかけた夜になると、バッタバッタと飛んできます。
幼虫も結構見ごたえあります。(こちら)
繭(まゆ)は糸を寄り合わせた楕円形のもので、壁面は網目状に穴が開いているので、
スカシダワラ(透かし俵)と呼ばれそうです。(繭の記事こちら)
クスさんの絹糸は強靭なため、かつてナイロン製のテグスが製造されていなかった頃、
幼虫の体内から絹糸を取り出し、釣り糸にしていたそうです。
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