昨年の5月頃から、MS4D山荘に一緒に暮らしている
JIーJIこと、ミキティ父83歳が1月3日10;00に
いつものように散歩に行ったきり、行方不明になってしまいました。
こんなことをブログに書くのはどうかとも思ったのですが、
忘備録として記すことにします。
1月3日から5日にかけて、別荘地内~周辺を
讃美ケ丘管理事務所、富士吉田警察、山中湖村消防団、
猟友会、グリーンタウン、友人知人の皆様、
長池部落の地元の皆様、訓練犬の皆、
友人知人の呼びかけによって協力くださった皆様、
捜索や事情徴収に協力くださり、大変感謝しております。
本当に、ありがとうございました。
お正月をゆっくり過ごしていらした
別荘オーナーの皆様、長池部落の皆様、
様々な方にご迷惑をおかけしたこと、お詫び申し上げます。
1月5日をもって、警察+消防団による現地捜査は
打ち切りとなりましたが、その後もチラシ配布など、
なにか有力な情報はないものかと、お声がけくださっている皆様、
訓練犬の飼い主の皆様、本当にありがとうございます。
現在の心境ですが、なんと表現して良いのか、
これまでに味わったことのない、心境です。
当初は、そのうち戻ってくるだろうと高を括り、
3時間経過後は、迎えに行った方が良いだろうと心配になり、足を運び、
道中、お会いした同じ別荘内のオーナさんが車で捜索を手伝ってくださり、
4~5時間経過後は、警察に連絡するなど興奮状態。
日暮れが迫ってきたころには、焦りに近い心境。
夜中、ヘッドライトを付けて探すも見つからず、
疲労感はあるもののいまだ興奮状態。
村内放送でも案内を流してもらうが、有力情報は集まらず。
2日目、警察が15名体制で捜索くださるも、何の手掛かりもなし。
3日目、消防団+警察+猟友会=50名体制で、
湖畔から山の尾根までをローラー作戦で捜索するも見つからず。
同時に別荘地管理事務所の監視カメラや、
バス会社のドライブレコーダー、高速バスの乗客名簿、
富士吉田駅、長池親水公園バス停の監視カメラ等々、
調査をするも有力情報は得られず。
自分らも、あらゆる可能性を推理し、あらゆる予想ポイントに足を運び、
寝る間を惜しんで、捜索したので、体の疲労感MAX。
5日目、やれることはやり切ったといった放心状態にも近い感覚。
GPS見守りアプリを携帯に登録しておけば良かったと後悔感はあります。
悲しいかと聞かれると、そういうわけでもなく、
何か手伝ってほしいことがあるかと言われると、そういうわけでもなく。
日常生活上、困っている事があるかというと、そういうわけでもない。。
強いて言えば、ふとした瞬間に
何度も行った推理千問答を脳が勝手に始めてしまうことでしょうか。。
ネット検索によると警察に捜索依頼が提出された
全国の行方不明者の数は毎年、8~9万人ほどいるそうです。
また、その8割が1~2週間以内に戻ってくるとの事。
今は、ひょっこりと姿を現すことを心のどこかで期待しつつも、
どこかで、あきらめというか、
どうしようもない非力さを感じつつ、
これまで通りの平常心をセルフコントロールできる様
心がけている今日この頃です。
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写真は失踪3日目、管理事務所前に設置された 山中湖村消防団による捜索本部の様子。 |