讃美ケ丘から車で40分くらいの場所にある”西湖いやしの里根場”に夏休みに行ってみました。小川のせせらぎの両脇に20棟近い茅葺き屋根群が並ぶ姿は、日本むかしばなしの情景を思わせる、ゆったりとした時間の流れを感じる事の出来る場所でした。この根場地区という場所、 昭和41年の大型台風による土砂災害によって、壊滅的なダメージを受けたのですが、観光+町づくりの拠点として、その地域の象徴的な風景とも言うべき、茅葺き屋根を再生させ、2006年(平成18年)に第一期オープン、その後計画的に整備を重ね、2010年(平成22年)、20棟の茅葺民家とともにリニューアルオープンを迎えたそうです。東日本大震災の傷跡がいまだに残る東北地方の、復興計画がどのような方向性で進んでゆくのか、いままさに頭をひねらなければならない瞬間ですが、根場地区は30数年の時を経て、人のにぎわいを取り戻しているなと感じました。(入場料制で、人の住んでいないパヴィリオン型の町並み再生スキームは、現代の過疎化を迎えた場所の町づくりに、有効だとは思いませんでしたが。。)
この日はあいにく、富士山に雲がかかってしまっていました。
木製の水道も忠実に復元。
ヤギもお出迎え。
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