2012年11月9日金曜日

オリヴィエギュイヨ、アリゴテ 2009

ブルゴーニュの白ワインのブドウ品種と言えば、言わずと知れたシャルドネが有名ですが、アリゴテも非常においしいと、、、、思います。以前ワイン会でアリゴテが好きだという話をしたら、アリゴテはブドウ畑の垣根に使われている様な木で、シャルドネに比べて格の落ちるブドウだからおいしいワインが出来るはずない!なんて、ワイン通の方に言われたのですが、いやいや、そんな事ないです。はじめてアリゴテを知ったのはドメーヌ;ポンソの作るモレ・サン・ドニ・モン・リュイザン 1991だったのですが、シャルドネとは違う風味があって、これはこれはおいしかったのです。手間ひまを掛けて、丁寧な作り方をする生産者にかかればどんなぶどうでも、おいしいワインになるのですね。



本日は最近話題の妹尾河童さんの扁炉(ピエンロー)鍋と一緒に頂きました。色はレモンイエロー。優しいミネラル感とフレッシュさ。なぜか、ごま油と干し椎茸の香りと相まって、紹興酒の古酒のような味わいとも見間違えんばかりでした。きっと、Vieille Vignes樹齢100年のアリゴテだからこそ、ごま油にも負けないのでしょう。


Bourgogne Aligate 2009
地域地区;フランス・ブルゴーニュ
品種;アリゴテ100%
生産者;ドメーヌ オリヴィエギュイヨ Domaine Olivier Guyot 公式サイト 

オリビエギュヨさんは、昨年、来日した際に開かれたKFWアンリ・ジロー協賛のイベントで、お会いしたのですが、笑顔が素敵ななんとも優しい面持ちの方でした。ただただ、手のひらが分厚い事。愛馬”インディゴ”と一緒に畑を耕し、すべてのブドウを手摘みしているのですから、分厚くもなりますよね。



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