2011年10月9日日曜日

本日のお客様 - ムササビ (山中湖の珍獣)

讃美住人のお宅に夕食に誘われ、夜、山荘に戻ったら「ギョッ!」とする珍事。
電気を点けたら、きょとん顔でこちらをジッと見つめる黒い獣が・・・ウサギ大でリス顔、動きはスローリーで、大きなしっぽをフリフリしながら,廊下を歩いてます。
脇腹がやけにもたついてます。モモンガ?ムササビ?・・・。
あちこち逃げ回るので、窓を開けるが、一向に出てく気配なし。
徐々に間合いを詰めながら玄関に誘導し、玄関ドアから無事にご帰宅。
MS4D山荘は森の中なので、いろんな動物がいる事は理解してますが、果たしてどこから入ったんでしょうか?戸締りは完璧。
家中くまなく調べると薪ストーブの扉が半開き・・・
床には灰だらけの足跡スタンプがペタペタペタ・・・
なるほど、煙突が彼の玄関だったんですね。
後で調べて見た所、来荘の獣はムササビでした。
    ムササビ  モモンガ
大きさ ウサギ大  リス大
滑空  100m    30m
尻尾  円錐形   扁平型
鳴き方 グルルー  ズイズイズイ
白文  ほほ    無い
関西の一部の地域では、準絶滅危惧種に指定されているところもあるそうで、
個体数が少なくなっている”空飛ぶ森の珍獣”です。
地元の方の話では、山中湖は結構頻繁に目撃されるそうです。
自然界では木の穴(樹洞というらしい)を寝グラにする事が多いけれど、
稀にキツツキが空けた建物外壁の穴から屋根裏に潜りこんで、住み着くこともあるとか。
今回は、薪ストーブの煙突から、まちがえて迷い込んだのでしょうね。
気付けば家のあちこちが灰だらけ。
彼なりにあちこち出口を探したんでしょう。
それにしてもビックリした~。

初めはトイレに居たのですが、階段を下りて風呂場に逃込みました。

なかなかお風呂場から出て来ません。

やっと玄関に誘導したのになかなか外に出てくれません。そろそろ、おかえりになって〜。

玄関と廊下を仕切るガラス扉越しに観察していたら、近寄って来て、威嚇されました。”フン,フン”と後ろ足を床に叩き付け、”キーッッッ”とか獣の声を上げてます。驚かせてスミマセン、気をつけてお帰り下さい。もう遊びに来ないで~



←これが、MS4D山荘薪ストーブの煙突。これを木の穴と勘違いしたんですね。確かに彼が入るにはちょうど良さそう。一番近い木からでも結構距離あるけど100m飛べるなら余裕かも。おかげで、今年の煙突掃除は彼がしてくれたという事で省略。どうかストーブ使用中には飛んできませんように!

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