古くから日本では、春先のまだ草木の新芽が出ない時期、野山を草地として利用するため、各地で野焼きを行って来ました。
・草地のまま維持する為
(酷寒地を除き、草原は放置すると森林へ遷移するので、遷移を止める目的)
・新芽の肥料とする為
(有機物の蓄積を減らし、無機塩類にすると肥料効果があるとされている)
・害虫を焼き殺す為
(効果があるものと考えられてきた)
実は東富士演習場、地元の人にはよく知られている、山菜摘みの名所。自衛隊や米軍が実弾訓練する日(訓練の様子や観覧申し込み等が出来るサイトはこちら)以外、周辺住民は木や草を採取しに演習林に入れます。私も去年の今頃、吾亦紅を取りに行きました。ドライフラワーにしてリビングに吊るしてあります。今年もこの倍の量程の吾亦紅を取りに行こうと思っていましたが今年は野焼きが行われなかったそうで、あまり野草が多く無いとの噂。野焼きは事故のニュースも多いですしね・・・(詳しくはWikipediaで)
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