2011年4月7日木曜日

究極のエコ塗装-ウッドロングエコ-経年変化-外壁-神奈川県 逗子

木材保護剤のウッドロング・エコのご紹介。
これを塗った木材は風雨を受けることで内部に成分が浸透し、日光を浴びて化学変化を起こし、木の表面を酸化させ、腐朽菌が発生しにくい環境を作り、木材を安全に長持ちさせます。
2006年に竣工した逗子の新築住宅の外壁でこれを使用し、塩害環境を利用して、木材の酸化を促しました。

塗った後、褐色緑色から美しい銀灰色に変化していきます。
塗り直しメンテが不要で、輸入元カナダでの実績では、効果が60年以上持続中と言いますが、日本は気候や環境、腐朽菌の種類も違う、建築用材も針葉樹を主に使用するので、何も塗らない木材に比較して最低でも約2倍位を目安に考えれば良いそうです。
原料;ハーブ、樹皮、鉱物の天然素材100% 土壌、水質汚染の心配がない
塗装方法;粉末を水に溶かしてハケで塗るか、漬けるだけ。道具は水洗いだけ
材料費;約¥200/㎡程度
<経年変化>
2006年05月 外壁張り工事直後の様子。
工事前に予め工務店さんの倉庫にて表、裏、木口に2度塗りをしています。
工事後雨が降ったので、褐色緑色になってます。
木材に塗布した直後もこのように水で濡らしただけの様な状態。
東側と北側

2006年06月 竣工
1ヶ月後の様子。依然と赤みの強い色合いのまま。
南側

2007年
1年後の様子。だいぶ彩度が落ちてきました。
東側

2008年
2年後の様子。伺ったこの日は直前まで雨が降っていたので、濡れ色が強いですが、まだ、赤みがあります。
東側

2009年
3年後の様子。かなり彩度が落ちました。
東側

2012年
6年後の様子。かなりメタルシルバーになりました。
東側

2013年
7年後の様子。全体的にしっかり風化色に落ち着きました。
雨が均等にかかる事が大切の様です。
東側

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