2010年12月16日木曜日

シャンパン講座inシャングリラホテル

林麻由美先生 が講師をつとめるワインスクール「アカデミー・デュ・ヴァン」の特別セミナー「Salon du Vin」の2回目に代打として参加させて頂きました。今回のお題は”最北の地で生まれる華麗な味わいシャンパーニュ”ということで、シャンパンのあれこれを学びました。ビックリしたのは、シャンパンの気圧。5〜6気あって、自動車のタイヤ空気圧の3倍だとか。どーりで下手に開けると吹っ飛ぶ訳だ。全6種のうち、別格のKRUGと、ウェルカムシャンパンで頂いたPOMMERY以外の4種をブラインドで。なんと、清水君ドンピシャで当てました。シャルドネ100%のDELAMOTTEは色で。次に色の薄いブレンド3種のLAMOUREUXも色で。ふたつばかり黄金色の濃い色のシャンパンに悩みましたが、ピノノアール100%のERIC RODEZはGRAN CRUとのことなので、最も熟成香のするもの、残りのcChristophe Mignon が4種のなかで、もっとも辛口のEXTRA!! お見事!





◎Pommery Brut Royal ポメリー・ブリュット・ロワイヤル
 地域地区;フランス/シャンパーニュ
 品種;ピノノアール、シャルドネ、ピノムニエ
 収穫年;NV
 生産者;Pommery ポメリー

◎Champagne Cuvee des Trois Vals Brut シャンパーニュ・キュベ・デ・トロワ・ヴァル・ブリュット
 地域地区;フランス/シャンパーニュ
 品種;ピノノアール、シャルドネ、ピノムニエ
 収穫年;NV
 生産者;Jean jacques Lamoureux ジャン・ジャック・ラムルー

◎Delamotte Blanc de Blancs デラモット・ブランデ・ブラン
 地域地区;フランス/シャンパーニュ
 品種;シャルドネ
 収穫年;NV
 生産者;Delamotte デラモット


◎Christophe Mignon Extra Brut クリストファー・ミニョン・エキストラ・ブリュット
 地域地区;フランス/シャンパーニュ
 品種;ピノムニエ
 収穫年;NV
 生産者;Christophe Mignon クリストファー・ミニョン
エクストラッブリュットですから、かなり辛口ですね。
シャンパンの甘辛表示は以下
Brut Nature ブリュット・ナチュール 極辛口  糖分量3g未満/ℓ
Extra Brut   エクストラ・ブリュット 極辛口  糖分量0〜6g未満/ℓ
Brut     ブリュット       辛口   糖分量12g未満/ℓ
Extra Dry   エクストラ・ドライ   やや甘口 糖分量12〜17g未満/ℓ
Sec      セック    やや甘口 糖分量17~32g未満/ℓ
Demi Sec  デミ・ セック    甘口   糖分量32~52g未満/ℓ
Doux デュー          極甘口 糖分量50g以上/ℓ


◎AMbonnay Blan de Noirs アンボネイ・ブラン・ド・ノアール
 GRAND CRU
 地域地区;フランス/シャンパーニュ
 品種;ピノノアール
 収穫年;NV
 生産者;Eric Rodezエリックロデス


◎Krug クリュッグ 1998
 地域地区;フランス/シャンパーニュ
 品種;ピノノアール、シャルドネ、ピノムニエ
 収穫年;1998
 生産者;Krug クリュッグ
これは、たまげました。シャンパンはシャンパンでもこんなに奥行きがあって濃厚でブルゴーニュ赤のような熟成感。焦げチーズの様な香りすらしました。他の4つとは別格の存在感。実は、ヴィンテージシャンパンという物を始めて頂きました。
クリュッグのシャンパンが他と異なる存在感を持っているのには、理由があるそうです。すべてオークの樽で第1次発酵させているのは、今やこのクリュッグだけとの事です。多くのシャンパンはステンレスタンクですものね。現在LVMHの傘下ですが、経営はクリュッグ家が取仕切り、昔からの作り方を引き継いでいるのでしょう。

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