畑と、DIYと、茶豆の事ばかり、ブログにアップしていると、この人達は仕事をしていないのでは?と思われてしまうので、たまにはお仕事の記事を。
本日は晴天につき、あたらしく、別荘新築依頼のあった敷地の高低測量(レベル測量)を行いました。
傾斜地における建築計画においては、このレベル測量が、非常に大切です。
なぜか?
なぜか?
敷地の高低差を上手に活用して建物の計画を行わないと、
建物の大きさに対して過剰な基礎を
計画することにつながる=過剰コストにつながり兼ねないからです。
高低差を意識せずに設計を進めてしまうと、1階建て分ほどの高さの高基礎が生まれてしまうこと等はザラです。
基礎コストのみを考慮すると、等高線に沿うように建物を配置、計画した方が
断然に有利に働くのですが、年間を通した風向き、敷地から見える風景や、東西南北、日照、隣接建物との関係性、全面道路からのアプローチのしやすさ、さらには建設のしやすさなどなど、様々な条件と照らし合わせて、建物配置や形状を決定してゆくことになります。
さて、当敷地にはどんな建物がふさわしいのか、検討を始めてみます。
長さ7mの測定ポールを使用して、
3mピッチ程度の各ポイントの地面高さを計測します。
7m以上高低差がある際は、測定ポイントを移動して、
何回かに分けて測定します。
本日の敷地は、最も標高の高いところと、低いところでは
9.6mほどの高低差がありました。
3mピッチ程度の各ポイントの地面高さを計測します。
7m以上高低差がある際は、測定ポイントを移動して、
何回かに分けて測定します。
本日の敷地は、最も標高の高いところと、低いところでは
9.6mほどの高低差がありました。
2 件のコメント:
レベル実測は重要な高低測量ようだ。
10m近い高低差に別荘を新築するのは至難の業。
建築資材も平地に比べて、何倍か必要になりそうだ。
技術的にも、難易度他高く建物の土台と強度など、
想像できない。
景観は素晴らしい、別荘地としては最高だ。
大プロジェクトの成功を祈念しております。
立川市 清水 邦彦
コメントをありがとうございます。
傾斜地では、つきものなのですよ。応援よろしくお願いいたします!
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