2024年7月17日水曜日

70年代、名建築でピザ

今日は、讃美ケ丘別荘地内のとある知人宅にて
ピザ大会実施とのことで、お邪魔しました。
手ぶらでは失礼につき、自慢のお野菜ボックス持参にて!
いや~素晴らしい景色です。
そして何より、1974年に建てられた当時のデザインを
そっくりそのまま、ほぼDIYで修復された別荘は、
なんともレトロで、随所にその当時の職人の手業を感じさせる、
素晴らしい設えでした。

そう、この建物の設計者は大野寛さん。
大野寛さんは、私どもMS4D2人組と同じ母校
(東京芸術大学美術学部建築学科)の大先輩で、
言わずと知れた、日本別荘建築の巨匠、
吉村順三の番頭さん(一番弟子?)であります。
建物の随所に順三節を感じさせるディテールが散りばめられており、
いや~、勉強になりました。
讃美ケ丘別荘地には、こうした名建築がたくさん残っているのですよね。
オーナーが変わっても、現代に通用する
当時のデザインには、時代を超える力があるなと。
つくづく感じたのでした。

片流れ屋根と、勾配天井。
床仕上材の張替を行った他は、
唐松羽目板天井、しっくい壁、木製サッシ、
特注薪ストーブ等、
建設当時のままのデザインだそうです。
もちろん、サンディング等のクリーンナップ、
塗替え、メンテナンスはしっかりと行ったそうです。
目を引くのが木造作のダウンライト。
当時は天井に埋め込む照明器具って
少なかったか、無かったのでしょうね
ん?このお風呂のデザインとディテール、
どこかの作品集でも見たことあるような?

おっ、富士山出てきた!

ピザやるなら、
玉ねぎ、ピーマン、バジル
持ってくればよかったと猛省。。。
焼きたてピザ、おいしかったです!
ご馳走様でした。
また、呼んでください。




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