2022年5月13日金曜日

二子玉川ライズにオオルリ?

本日はお仕事で東京、二子玉川へ。


































二子玉川ライズタワー&レジデンスの完成時(2010年だったかな)に
新築分譲マンション一戸をフルリフォームさせていただいたお客さんから昨年連絡があり、
”子供が大きくなり、そろそろ受験を迎えるので、リフォームして子供部屋を確保したい”
とのことで、この半年、リフォーム設計を行ってきました。
私どもが山中湖に半永住しているので、打ち合わせは、
すべてオンラインMTGとメールで行い、本日は、工事前の現地最終確認です。
床から天井までの大きな本棚をL字型(平面的に)に組んだものを
リビングの一角に設置して、
思春期を迎えるお子さんの、寝床+受験勉強環境を整える計画です。
住みながらの工事ですので、なるべく、工期を短縮できるように(3日予定)
家具工場で本棚を完成させ、分解して、持ってきてもう一度組み立てる。
といった方法をとっています。
そんなことを手掛けてくれるのは、多摩美術大学建築学科を卒業した家具職人が
代表を務めるニュウファニチャーワークスです。(WEBサイトこちら)
ニュウファニチャーさん、山中湖周辺での別荘、特注造作家具も手掛けています。
MS4D設計の山中湖別荘S邸こちら。キッチン、下駄箱、洗面台、TV台などなど)














と、ここまでは、単なるお仕事の話なのですが、ビックリしたのが、
タワーレジデンスのエントランス付近の散策路を歩いていると、なんか、聞き覚えのある、
しかも、最近よく聞く鳥の鳴き声がするではありませんか。
鳥の姿は見えないのですが、間違いなくオオルリのさえずりです。ものすごいリアルです。

東急さんのことだから、3Dサラウンドか何かで、環境音をリアルに流しているのかな?
まさか、オオルリが東京にいるわけないよなと高を括っていると、
建主さん曰く、最近、きれな青色の鳥を見かけると。オー!オオルリが東京にも!

レジデンス棟に隣接した複合商業施設二子玉川ライズの屋上に整備された
めだか池と名付けられたビオトープには、カルガモが生息し始めている等のうわさは聞いていましたし、建築系専門誌にて、生物多様性を評価する「JHEP 認証」で最高ランクAAAを取得するなど生態系の保全に取り組んでいる施設とは聞いていました。
(ライズの公式WEBこちら)
が、この手の環境配慮型施策の主要目的は広告宣伝効果や集客にあり、
多大なコストを投入した割に、環境配慮施設は地に足着かずに放置されて
しまう例をよく耳にする中、
オオルリが住み着く森を商業施設の屋上に配備、維持している二子玉川ライズさんの
運営に脱帽です。

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