6-3;給排水工事(保温+電熱ヒーター編)配管長さにより30~80万(約1万円/m)
水道管の凍結防止用に水道管に保温材を巻きつけます。
保温材は厚さ2センチ程度の発泡スチロールの様なものだと思ってください。
保温材と水道管の間には電熱ヒーターを設置します。
保温材と水道管の間には電熱ヒーターを設置します。
電熱ヒーターは、サーモスタッドによって作動しますので、
水道管付近の気温が3度以下になると、ヒーターにスイッチが入り、
3度以上になると、電源が切れるようにできています。
3度以上になると、電源が切れるようにできています。
(節電用サーモスタットESコントローラー等)
山清電気のサーモスタッドESコントローラ 山清のWEBサイトこちら。 |
冬は絶対に別荘利用しないという方の場合、電熱ヒーターは設けなくても良いと思います。
コストもそれなりに掛かりますし。ただ、保温は必ず行うべきです。
オールシーズン週末利用の場合はヒーターを設けた方が良いです。
永住の方で、6-4のちょろちょろ出しや、寒い夜は6-1の水抜きを面倒がらずに行える方は、屋外のみヒーターを設置し、屋内側配管は不要でも良いかとも思います。(常に家の中を暖房しているという、想定の元です。)
ちなみに、MS4D山荘は、屋外も屋内も、電熱ヒーターは搭載していませんが、冬場を乗り切っています。
対策6-1の水抜きを行ってしまえば、水道管が凍結破裂することはないので、
電気代節約のためにも、電熱ヒーターの電源は落としておくのが良いと思います。
MS4D設計の別荘では、節電の観点から、屋内配管用の電熱ヒーターサーモスタッドと、
屋外配管用の電熱ヒーターサーモスタッド、さらには、分電盤の回路を
分けて設けることがあります。
(配管の距離長短によっては、一緒にすることもありますが)
なぜか。。屋内の床下などを含めて高断熱の建物とした場合、屋内の気温が3度を下回ることは少なくサーモスタッドが稼動しません=電熱ヒーターに電源が入りません=電気代がかかりません。
今回は給排水工事(保温+電熱ヒーター編)について記しましたが、
その他の寒冷地(山中湖)別荘の注意点はこちらをご覧ください。
建築家、中古別荘リフォーム、富士五湖、別荘設計、リフォーム設計、耐震診断、山中湖、河口湖、モダンデザイン、寒冷地設計
0 件のコメント:
コメントを投稿